当医院のインプラント治療について

- インプラントをしたいけど不安がある
- インプラントについて十分な説明をしてほしい
このような方は当院にご相談下さい。
インプラントとは

顎の骨に人工歯根(インプラント体)を埋め込み、それを土台に人工の歯を装着する治療法です。従来は自分の歯を失った場合は、入れ歯を入れたり、また、隣の歯を削ってブリッジにしたりしていましたが、インプラントをすることにより御自分の自然の歯のように、おいしく食べたり、はっきり話したり、思いっきり歌ったりすることが出来ます。
食べること、話すこと、笑うことは人生の基本であり、これらが満足に出来なければ、人生の楽しみが減り、QOL(生活の質)を高く保つことが難しくなってしまいます。
高齢化が進行し、健康づくりなど自分の健康は自分で守らなければならない現代社会において、インプラントは大きな力を発揮します。
インプラントの効果

- インプラントならほとんど御自分の歯と同じ感覚で噛むことができます
- 噛む機能が回復することで食べ物の制限がなくなり、バランスの良い食事が楽しめます
- インプラントを入れたことで食事を楽しむことが出来、心身共に若返ります
- 自然な外観や表情を取り戻すことが出来、お友達との会話もはずみますし旅行やイベントもよりエンジョイできます
インプラントの費用
当医院では患者様の負担が少なくなるよう、できるだけ治療費を抑えた価格で提供させていただいております。 また、初診時においてはインプラント治療に関する十分な説明を行い、ご納得いただいた上で治療を開始しております。
インプラント料金 (通常の場合は、下記1+2+3+4の合計になります。)
1. 初診(カウンセリング及び診断)
¥10,000(税抜)
患者様のご相談を伺いお口の中を拝見した上、必要な検査を行い、治療計画の立案・説明および治療費用の提示を行います。
尚、初診料は初回1回のみで、再診料はかかりません。また、既にインプラント以外の治療で当医院の初診を受けている方は無料となります。
2. インプラント治療費
¥250,000(税抜)
インプラントの植立手術代金、二次手術代金(2回法の場合)、及びインプラント本体・土台(支台)の代金その他手術に関係する全ての代金、術後の経過処置等々を含みます。
3. プロビジョナル レジンジャケットクラウン
¥5,000(税抜)
本式なセラミッククラウンが入る前の仮の人工歯として、使っていただきます。この状態で、噛み合せや形の確認を行います。
4. 人工歯(白い冠)
¥60,000(税抜)
インプラントの上部に被せるセラミックの人工歯です。
セラミッククラウンは天然歯に近い色を選ぶことができ、審美性に大変優れております。
5. GBR法(1歯につき)
¥50,000(税抜)
インプラントを植立するのに骨が足りないところに人工膜を覆い、骨を再生させる方法です。
6. ミニインプラント
¥100,000×4本(税抜)
下顎の総入れ歯を安定させる為に細くて小さなインプラントを顎に4本植立し、ホックのように入れ歯と顎とをパチッと安定させることが出来ます。入れ歯は取り外して洗浄できるので、衛生面でも優れています。
当医院では、各種インプラントの技術認定を取得しております。
社団法人 日本歯科先端技術研究所 認定医
日本口腔インプラント学会所属



インプラントの保証について
インプラントを長期間にわたり安心して使っていただくには、3ヶ月に1度の定期検診が必要です。
インプラントの上部構造(セラミッククラウン等)の破損等による修理は、技工作業にてほとんどの場合補修が出来ますが、患者様ご自身の歯茎の病気(歯周病やインプラント周囲炎)は病気が悪化してからの来院及び処置では間に合いません。患者様ご自身の毎日の正しいメンテナンスがどうしても必要となってきます。
保証に関する注意事項
・3ヶ月に1度当医院の定期検診を受けていただける方
・定期検診時に当医院の歯周病(インプラント周囲炎)の予防処置を受けていただける方
・定期検診時に歯周病(インプラント周囲炎)があり治療が必要な診断を受けた場合、当医院にて歯周病(インプラント周囲炎)の治療を受けていただける方
尚、外傷によるインプラントの脱離・破損(修理可能の場合は補修いたします)やブラッシング不足等によるメンテナンス不良等の場合は保証の対象外とさせていただいております。
保証は10年ですが、正しいメンテナンスを行うことで、インプラントは20年、30年・・・と長期間にわたって十分に使っていただけるものです。
その為、当医院では定期検診時にメンテナンス法等、より良いご提案をさせていただいております。
患者様との2人3脚により、インプラントを末永く使っていただくことはもちろん、お口の健康を通して患者様の全身における健康の増進に一役担えますよう願っております。
歯周病との関係
歯を失う主な原因は、実は歯周病です
第二の永久歯と言われるインプラントも、失う主な原因は、実は歯周病 (インプラント周囲炎)です
インプラントを予定している方(インプラントが既に入ってる方)、その歯(天然歯)を失った原因は歯周病ではありませんか?外傷で歯が折れてしまった・・という方は以下の文は軽く読んでおいてください。
もし、あなたが歯周病で歯を失ったのであるならば、必ずしっかりと読んで参考にしてください。これからの生活に必ず助けになります。
論文の中には、歯の喪失原因別に10年後インプラント成功率を比べると、歯周病が原因ではないグループの場合、成功率約80%に対して歯周病が原因であるグループでは、成功率がわずか50%程度しかないという驚きの結果もあります。
歯周炎(歯周病)とは、歯(天然歯)の周りの歯周組織が歯周病菌により、炎症を起こしている状態であり、これと同様にインプラントの周りの周囲組織が、歯周病菌により炎症を起こしている状態をインプラント周囲炎といっています。
歯周病(歯周炎)もインプラント周囲炎も進行すると、動揺がはじまりさらにひどい場合は脱落に至ります。
また、インプラント周囲炎の方が炎症が深部に波及しやすく、重症になりやすいという特徴があります。
インプラントをするときは完全に歯周病を治してから
インプラント周囲炎(天然歯の歯周病に相当)で、注意しなければならないことは、残存歯(残っているご自分の歯)の歯周病(歯周炎)の罹患状態です。
というのは、残存歯の歯周ポケットとインプラント周囲ポケット内の歯周病細菌は、細菌検査を行うと類似性が非常に高く、また、残存歯が歯周病(歯周炎)の場合は、歯周ポケット内の歯周病菌がインプラント周囲のポケットに感染(伝播)していると考えられています。その為、インプラント治療においては、インプラント治療前(術前)より残存歯の歯周病改善及び歯周組織の健全化が重要なテーマであり、既にインプラント治療を受けた方はもちろん、インプラント治療をこれから受ける方も、歯周病をあまく考えているとインプラントを長持ちさせることはできません。
口臭の原因にもなり、歯肉の中で毒素を出しながら増殖します。
白血球のどん食作用を妨げる物質まで出し、このバイ菌がいると他のバイ菌も非常に増えてきます。動きが早すぎて、白血球に喰われないバイ菌の代表です。