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歯石について
毎日、気をつけて歯磨きをしているはずなのに、歯の裏側や歯と歯の隙間に歯石が溜まってしまうという経験はおありかと思います。
歯石を自分で取ろうと、歯ブラシで強くこすったり、爪や楊枝などで引っ掻いてもなかなか取れなかったりします。
この「歯石」とはどのようなものなのでしょうか。また、「歯石」はどうしていつの間にか溜まってしまうのでしょうか。
歯垢(プラーク)と歯石について
歯垢(プラーク)は、細菌がビッシリくっついて繁殖しているようなもので、お食事等の後、食べカスが歯に残り菌が増殖して、おおよそ8時間でネバネバとした細菌の塊になります。
この、菌のビッシリとくっついた歯垢(プラーク)は歯周病や虫歯の原因となっていることは皆さんご存知かと思います。
歯垢は、適切な方法の歯ブラシで落とすことができますが、歯ブラシで落とせなかった歯垢の中の菌は、たった2週間程で石灰化してしまいます。菌は石灰化すると、その周りにまた菌が集まり、新たに石灰化しその繰り返しによって、層状に大きな歯石ができていきます。
歯石の除去について
歯垢(プラーク)は適切な方法の歯ブラシで落とすことができますが、「歯石」になると歯ブラシでは落とせなくなってしまいます。
一般的に、歯科医院ではスケーリングという方法で歯石を落としていきます。スケーラーという専用の器具を用い、細い器具で歯石を削るように落としたり、超音波等で砕いたりして歯石を除去していきます。
定期的に歯科医院で検診を受け、口腔内を適切な状態に保つために、必要に応じて歯石の除去をすることは非常に大切であると思います。
また、当医院では上記の他、口腔内の細菌そのものを除菌し歯周病等を予防する「歯周内科治療」を取り入れており、
多くの方々から
「歯ブラシ時に、歯ぐきから出血がしにくくなった」
「口臭が気にならなくなった」
「朝、起きた時のネバネバ感がスッキリした気がする」
‥等々の嬉しいご感想を頂いております。
お口のことで、わからないことや心配がおありの方は、何でも当医院までご相談下さい。